2018年5月15日火曜日

初めてのウォーハンマー40k 6.ゲームプレイ編

1.準備編
2.初心者向け用語集
3.ロスター構築 前編
4.組み立て&塗装編
5.ロスター構築 後編



さて、いよいよ最後となりました。
ゲームプレイ編です。

前回しつこく言ってましたが、まずはルールとコストを決めます。
まずゲームのルールの大分類が3種類あります。

オープンプレイ
制約が極めて少ないプレイルール。
なんだったら全部相談して決めてもいい。
パワーコストを使う。

ナラティブプレイ
物語性の高いプレイルール。
専用の策略があり、専用のデタッチメントを使用し非対称の戦闘(攻撃側と守備側等)を行う。
パワーコストを使う。

マッチプレイ
競技性の高いルール。
デタッチメントの最大数から戦場の広さまでびっちり決まっている。
ポイントコストを使う。

ナラティブは準備物が多いのでぶっちゃけやった事無いです。
連続してやるシナリオもあったりで、なかなかやりにくいとは思います。
やっぱりマッチプレイを一番良くやる感じですね。

コストも決まったら、ミニチュアを用意しておきます。
この際スカッド毎にちゃんと分けておくと後でラクです。
そしてなんか適当にテレインを配置します。
どのくらい置くかは、指定の無い限り好きに置いても大丈夫です。
スカスカなのはそれはそれでって感じもしますが、ギチギチに置いてしまうと大きいユニットが通れなくなっちゃうので、適度な感じに置きましょう。

ここからはシナリオ毎に手順や決め方が全て決まっています。
ルール毎に細かく違ったりするので、よくある感じの流れに沿ってご説明します。

まず準備の先手を決めます。
この際は概ねダイスを振って高い目の出た方が準備の先手になります。
まず先手から作戦目標マーカーを交互に配置していきます。
だいたい6個とかあるので、有利になる所に置きたい感じですが、陣地はまだ決まってないのであんまり固めちゃうと一転して不利になる可能性がありますので要注意です。
次に最後のマーカーを置いた方が、戦場の陣地の分割を分割図に従って分割し、自分の陣地を決めます。

そして陣地が決まったら、後から陣地を決めたプレイヤーから交互に1スカッドづつ戦場に配置していきます。
まとめて配置したり、分割して配置したりはダメです。
また縦深するユニットは、縦深と宣言してから盤外に置きます。
この際、どのユニットが何の名前か宣言しながらやると親切ですね。

交互にこれを行い、お互いに全て配置が終わったら先攻後攻を決めます。
概ねダイスを振って決めるのですが、先に配置が終わった方(総ユニット数が少ない方)が結果に+1の修正が貰えます。
これで順番が決まりましたので、いよいよプレイ開始です。
ちゃんと宜しくお願いしますと発言して開始するととても紳士ですね。

ターンの流れはコアルールに記載されていますので、そちらを読んだ方が分かりやすいと思います。
攻撃の解消の流れは全体を通して一番沢山やる行為ですし、ちょっとややこしい点もありますので、熟読しておいた方が良いです。(コアルール7P)
1回の攻撃で何度もダイスを振る事になるのですが、その流れがややこしいので説明しておきます。
括弧の中が参照する数値です。

ヒットロール 攻撃が当たるかどうか判定(射撃値)
  ↓
ダメージロール 当たった攻撃が装甲を抜けるか判定(自分の攻撃力と相手の耐久力)
  ↓
ダメージの割り振り 有効だったダメージを好きな兵士に割り振る
  ↓
セービング 割り振られた兵士が防御出来るか相手が判定(自分の貫通と相手のセーブ値)

これが結構ごっちゃになりやすいです。
場合によっては攻撃回数を決めるロールと、ダメージ値を決めるロールもあるので、慣れるまでは今何してるかを情景と絡めて意識しておくと良いです。

また、射撃は射線が通ってないとダメです。
基本的には射撃するミニチュアから見て、相手が見えてないとダメです。
逆に見えない相手からは撃たれる事も無いので、うまく利用しましょう。

それを繰り返し5ターン目裏まで終わった段階で、またルールに従い、終了するか続行するか決めます。
終了した場合、勝利点の多い方が勝利となります。
勝利点は作戦目標の確保や、特定の行為の成功、ウォーロードの撃破などと様々あります。
なので一方的にボコボコにされてても最終的に勝つ場合もあります。
最初からきちんと目標に向かって筋道立てておくと勝ちやすいですね。
終わったら最後にはちゃんとありがとうございましたって紳士的に言いましょう。



以上、長いんだかはしょりすぎなんだか分からない感じですが、ご説明致しました。
わかんねぇよ!って思うかもしれませんが、ゲームしたこと無い人に説明するのはとても難しいのです、、、ごめんなさい。
やっぱり実際にやった事ある人からインストラクションゲームを受けるのが一番ですねぇ、、、ここまで書いといてなんですけどw
わかんない事とかあれば気軽にTwitterとかで聞いて下さい、気軽に答えますので。

しかしここまで読んだ方凄いですね、感服しました。
そこまでの情熱があれば間違い無くあっという間に始められるし、財布の中身がゴリゴリ減ると思います。

それでは良い戦争を。
最後までお読み頂きありがとうございました。

初めてのウォーハンマー40k 5.ロスター構築 後編

1.準備編
2.初心者向け用語集
3.ロスター構築 前編
4.組み立て&塗装編



さて、それでは今回は実際にゲームに使うロスターを組んでみましょう。
それに当たってまずはユニット毎のカテゴリーを少しご説明します。

ユニットにはそれぞれ種別が設定されています。
全部で8+1種類あります。

HQ ヘッドクォーター
部隊全体のリーダー役。

Troops トループ
一般兵、だけど地味に重要。

Elites エリート
一般的な兵士よりちょっと強かったり特殊な兵。

Heavy Support ヘヴィサポート
重火器を装備した兵士や車輌。

Fast Attack ファストアタック
軽装だったりバイクに乗ってたりする機動力に優れた兵。

Flyers フライヤー
航空機や飛行生物。

Transport トランスポート
兵員輸送が可能な車輌。

Lords of War ロードオブウォー
戦場の覇者。

Fortification フォーティフィケーション
要塞、建築物。

以上の区分があります。
フォーティフィケーションだけ特殊で、能力のついたテレインのような扱いになります。

この区分が重要で、デタッチメントを組む際に必要になります。
デタッチメントを遵守した場合、策略を使う際に必要になるCP(コマンドポイント)にボーナスが貰える場合があります。
後述するゲームのルールを使用する際に必須になる場合もありますので、基本的にデタッチメントは組んでおいて損はないです。
デタッチメントは1つとは限らず、特別なルールが無い限り幾つもロスターに編成する事が可能です。

デタッチメントの詳細についてはルールブックに記載があります。
一応売ってる物の中身なので詳細は伏せます。(が、検索すると、、、)
上記の種別毎に編成出来るユニットの上限と下限が設定されています。
基本的にHQは必須、そして他の種別を入れる形になりますが例外があり、フォーティフィケーションはその種別のみで編成する事になります。
ロードオブウォーとフライヤーもそれぞれのみで編成する事が可能です。
アーミー毎に得意な種別があることが多く、基本はそれを多く入れられる、もしくは必須なデタッチメントを選択する事が多いです。
ただ始めたばかりでは選択肢も少ないかとは思いますので、今は組める物をチョイスすれば大丈夫です。
スタートコレクティングもだいたいデタッチメントを最低限満たすようになってる筈なので、探してみて下さい。



次に編成するに当たって一番大事なコストのお話をします。
コストはその名の通り、ユニットの経費です。
ゲームをする際に相手と相談して決めるので、基本的に上限はありません。

コストには二種類あり、採用するルールによって変わります。
1つはポイント。
競技としてプレイする場合に採用されるコストで、大会なんかでは基本的にこっちを使います。
大きい方がポイントです。
2つ目がパワー。
こちらは簡易版のコストで、手軽なルールなんかで採用されています。
数字の小さい方です。

パワーに関してはアーミー毎の有利不利が如実に出ます。
と言うのもミニチュア一体あたりに定められたコストがあり、それが変動しないからです。
つまりオプションを沢山選べるアーミーは、タダで強い武器を手に入れられるに等しいからなのです。
なので私のプレイ環境では、だいたいどんな時でもポイントを使います。
ルールと違っても最終的に相手が同意してくれれば大丈夫なのはビデオゲームには無い強みですね。

話を戻すと、コストには良く遊ばれるコストというのがあります。
環境によって変わるかとは思いますが1500ポイントとかはゲーム時間も短めで、かなり使われる方だと思います。
余談ですが、なんでコストでゲーム時間が変わるかと言うと、単純に処理するミニチュアの数が減るので、その分ターンが回りやすくなるんですね。
で、コストは相手と決めるとお話しましたが、慣れない内は事前に決めておくと良いです。
現地に行ってから決める事もままあるのですが、慣れない内はとても時間がかかりますので、相手を待たせない為にもロスターは作っておきましょう。
始めたばかりでミニチュアが無いうちは自ずと貴方の手持ちが上限になると思いますので、しっかりそれを申告しておくと良いかと思います。
前編でお話した全ユニットリストが役立ちます。
ミニチュアが増えて慣れてきたら、よく使うコスト毎にロスターを組んでおいても良いです。
現地で多少入れ替えがあっても対応しやすいですしね。



さて、デタッチメントとコストが決まったら実際の編成です。
と言ってもここまで流れでやってきた方はもう組めたような物です。
あとはミニチュアが増える毎に自ずと同じ手順を繰り返す事になると思います。
なのでちょっとした編成のコツをお話しておきます。

特に理由が無ければトループは入れよう
でっかくて強くてカッコいいミニチュアだらけにしたい気持ちは痛い程分かるのですが、ぐっと堪えてトループを入れましょう。
このゲームは基本的に相手を全滅させるのでは無く、作戦目標を確保する陣取りです。
トループには優先確保という能力があり、詳しくは後述しますがとても大事なのです。

トランスポートは使い辛い
歩兵の遅い足を補うトランスポートですが、今のルールではトランスポートが動いた後には降りられません。
つまり行きたい場所まで乗って行ったとしても、降りれるのは次のターンまで待たなくてはなりません。
このゲームは1ターン1ターンがとても大切なので、移動力の無さは頭脳で補った方がいいと思います。

ユニット数は多い方が有利
大艦巨砲主義に走るのは負けフラグ。
1000ポイント戦をするにあたり、300ポイントが3体と、100ポイントが10体の場合、1体が死んだ場合痛いのは前者です。
死ななければいいのですが、このゲームでは割りと普通にジャイアントキリングが発生します。
それと基本は陣取りなので、取った目標を確保したまま無視されるユニットが出ても良いようにした方がいいです。
私は全力でデカいロボを集中運用しますけどねー。

武器は揃えた方が楽
色んな武器を試してみたくなるかも知れませんが、スカッド1つに何種類も武器が混ざってると、それだけ分けてダイスを振らなければなりません。
ルール上の都合なんかで複数持つことはままありますが、理由なくいっぱいにすると、自分も相手も混乱するし疲れます。

共通して言えるのはこの辺でしょうかね。
今は選択肢が少ないと思いますけど、頑張って軍拡して選択肢を増やしましょう。



さて、例によって色気の無い、文字ばっかの記事になりました。
次回はいよいよゲームプレイ編です。
もうちょっとだけおつきあい下さい。

6.ゲームプレイ編

2018年5月11日金曜日

初めてのウォーハンマー40k 4.組み立て&塗装編

1.準備編
2.初心者向け用語集
3.ロスター構築 前編



前回作成するミニチュアを決めましたので、いよいよ作り始めます。

最初の準備で提示しましたが、わりと簡潔に書いたので、今回は細かくお話する所から始めます。
まず用意するプラモデル用工具ですが、

必須
・プラモデル用ニッパー
・プラスチック用接着剤
あると良い
・デザインナイフ
・紙ヤスリ
・瞬間接着剤

こんな感じです。
意外と少ないよね?

まずはニッパー、これが無いと始まりません。
ニッパーにも色々種類があって、用途に合わせて性能が違います。
今回はプラモデルを作るので、刃が薄く鋭いプラスチックニッパーを用意します。
金属用ニッパーは切れ味が悪く、刃が太い為、プラスチックを切断する前に潰す事や、切りたい所まで刃が入らない事がありますので、横着しないように。

安い物は1000円程度から購入可能ですが、実はニッパーは相当大事な工具です。
作業時間の短縮すら可能な工具なので、しっかりした物(3000円~)を購入する事をオススメします。
一押しなのはこちら。



ゴッドハンドのアルティメットニッパーです。
切れ味が凄まじく、綺麗な断面が拝めるので是非購入してみて下さい。
ただ雑に扱うとすぐ刃先が折れるほど繊細ですので、大事に使って下さい。

そこまでの予算は無いよ、、、って場合はこちら。



タミヤの薄刃ニッパーです。
非常にベーシックで耐久性が高い、定番のニッパーです。

次に接着剤。
こちらは恐らくGSIクレオスのミスターセメントSPがあれば事足ります。



流し込み速乾接着剤で、パーツを合わせた隙間にちょんと当てるだけで吸い込まれて接着されます。
乾燥が早く、強度が高いので、次々と作業する場合には最適です。
ただ合わせ目を消したい場合、溶けた樹脂が殆どはみだしてこないので、合わせ目を消す場合には不向きです。

ちなみに私の場合は、以下の通りプラスチック用接着剤3種と瞬間接着剤6種を使い分けてます。
別に腕の良いモデラーでは無いですけど、だからこそ道具の力を借りるんだと思います。




左からミスターセメントSP、タミヤリモネンセメント、秘伝のタレ、ウェーブ黒い瞬間接着剤、シアノンDW、ゼリー瞬間接着剤、流動性の高い瞬間接着剤。

下段に移って上がウェーブの高強度瞬間接着剤、下がウェーブの低白化瞬間接着剤です。





秘伝のタレが気になるかと思いますが、タミヤの流し込み接着剤にランナー(パーツの周りの四角いプラの枠)を刻んで入れてプラスチック樹脂オンリーで容量を増した奴です。
普通の白いタミヤの接着剤はスチロール樹脂入りなので、それを避けつつ樹脂量を増やして粘度を上げた、合わせ目消し用接着剤です。
扱いが難しくて乾燥に時間がかかるのでオススメはしませんw

瞬間接着剤は接着にも使うのですが、合わせ目を消す為に盛り上げたりするのにも使います。
特にシアノンはベビーパウダーと混ぜる事で強度を下げて分量を増してやる事で合わせ目処理がラクになるという良いマテリアルです。

色々ありますが、とりあえずはじっこの紫キャップだけ購入しておけば、特に困らず作れるかと思います。

あとあると便利な物として挙げたデザインナイフですが、パーツの横に出る、金型の合わせ目によって出来るでっぱりのパーティングラインや、金型の隙間から樹脂が漏れて出来るバリを取ったりするのに便利ですが、模型的な完成度を目指さないなら不要です。

紙ヤスリはニッパーで切った跡を綺麗にするのに使います。
番手としては400番と600番くらいがあると便利です。
これも気にしないなら不要です。

瞬間接着剤は仮止めしたり、マグネタイズする際に使います。
瞬間接着剤は実は剥がれやすいので、仮にパーツをつけたり、ゲームに持って行ったらとれてたパーツを補修するのにあると便利です。
ゼリー状の接着剤が失敗しにくいのでオススメなので、1本持っておくといいですね。

道具を用意出来たなら、あとは説明書とロスターに従い、ミニチュアを作成するだけです。
プラモ的に綺麗に作るコツは今回割愛しますが、ちょっとだけコツを。

パーツを切り出す際、2度切りという小技を使います。



腕が2本しか無くて見辛い感じの写真しか撮れませんでした、、、


まずはランナー(周りの枠)から切り出すのですが、その際ゲート(パーツとランナーの接合部)から少し離れた所で切ります。







そして次にゲートの位置で切断します。






なんでこんな面倒くさい事をするのかというと、その方が綺麗に切れるからです。
まずパーツの周りにランナーがあるので、刃を入れる方向が限定される事。
極力ゲートの長辺に刃を当てて切る方が歪まず綺麗に切れます。
更にゲートがある状態で切ろうとすると、刃が入る分プラスチックが左右に押し出され、刃の入っている位置に圧力がかかります。
そうすると断面が歪んでしまい、汚い切り口になりがちです。
これをきっちり行うだけで、場合によっては処理しなくても分からないレベルの綺麗な断面が作れます。

さて、バチバチ切ってぺたぺたくっつけたらあっという間に形になりましたね?
ウォーハンマーのミニチュアはすぐに作れる手軽さが最高です。
もうガンプラとかパーツが多くてやってらんねーです。

全部接着していいのかな?って思うかもしれませんが、基本的に接着してOKです。
この後筆で塗りますが、筆の入らない所は見えないし、影になる部分です。
なので気にせずに接着しちゃいましょう。
一部見えるけど筆が届かない場所とかありますけど、その辺はなんとなく察してパーツ付けるの止めて下さい。
支障無さそうであればベース(黒い丸い奴)も接着してOKです。
やりにくくなる場合もありますが、公式はだいたい接着してしまってます。



さて、組み上がりましたね?
並ぶと圧巻ですよね!
この瞬間は間違い無くテンションダダ上がりの筈。
一応現状でもゲームは出来ます。
ただ恐らくグレー一色の筈なので、流石にそれは見栄えが悪いし、相手が混乱する事請け合いです。
地域やプレイヤーによって異なるのですが、ペイントしてないミニチュアはNGという人や、サフが吹かれてばOKな人まで結構差があります。
私はプラ地でも全然OKなタイプですが、せっかくですからサフくらい吹きましょう。



こちらが前述したプライマー入りのサーフェイサーです。
一度吹けばプラが溶解しても剥がれない、恐るべきプライマーサーフェイサーです。
色は黒しかないの?と思うかもしれませんが、シタデルで塗る場合、基本的に下地は黒でOKです。
これを吹くと、表面が梨地(ツヤ消し)になり、筆から塗料が乗りやすくなります。
厚く吹かないように注意しながら、全体が黒くなったらOKです。
ものの10分で乾燥しますので、決して乾燥を早めようと暖房当てたり、乾燥機に入れないように。
収縮が早いので、ヘタすると塗膜がプラ毎割れます。1回やらかしました。
あとこれ、勢いが強く、めっちゃ臭いので、屋外での使用をお勧めします。


いよいよシタデルで塗装!

、、、ですが、私それに関しては教えられる程ではありません。
なのでシタデルの基本だけ軽くお話して、詳細は公式のWHTVで勉強して下さい。
何言ってるか分からないと思いますが、色の名前だけ分かれば後は見たら分かるので、気にせずガンガン視聴してください。

シタデルには塗料のタイプが幾つもあります。
このタイプの扱いを間違えると悲劇が起きるので、購入の際は色だけを気にせず、タイプを気にして下さい。
タイプはそれぞれ
ベース 隠蔽力の強い下地用塗料
シェイド 影用の薄い塗料
レイヤー 上塗り用の下地が透ける塗料
ドライ ドライブラシ用の固形塗料
エッジ 角を塗る為の塗料
グレイズ 宝石やレンズの光沢を表現する塗料
テクニカル テクニカルな使い方する奴
テクスチャー 地面を表現する塗料
エアー エアブラシ用の塗料
の9種類です。

よく使うのはベース、シェイド、レイヤー、グレイズくらいですかね。
まずはベース塗料で塗り分けを練習してみると良いかもしれません。
少なくともベースの分だけでも塗り分けられてるとそれなりに見える物です。
はみ出しても上塗りすれば良いので気にせずガシガシ塗ってみて下さい。
使う塗料はだいたい箱に書いてありますし、WHTVでも解説してる場合があります。
更にとても便利なアプリがあるので、こちらを利用すると、塗料の管理も出来て非常にナイスな代物ですのでとりあえずダウンロードしてみて下さい。

シタデルペイント アプリ
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gamesworkshop.citadelpaint
iOS
https://itunes.apple.com/app/citadel-paint-the-app/id1238189867



と言うわけで塗装はWHTVに丸投げする感じになりましたが、塗装まで終わった事になります。
次回はゲーム用のロスター作成を詳細にお話しようと思います。

5.ロスター構築 後編
6.ゲームプレイ編

初めてのウォーハンマー40k 3.ロスター構築 前編


1.準備編
2.初心者向け用語集



さて今回はロスター構築、前編です。
何故前後編なのか、何故組み立てるより先なのかと言うと、ちゃんと理由があります。

ウォーハンマーのミニチュアはだいたいの物が武器の交換が出来ます。
公式の製品画像を眺めてると、なんか違う銃持ってたり、なんか微妙に違うユニットが写ってたりすると思います。
というのも、キットの箱を買ったらそれしか作れない訳ではなく、好きな武器を持たせたり、或いは箱に書いてない別のユニットに出来るようになっていたりします。
なのでとりあえず説明書に従って組み立ててしまうと、後戻りが効かなくなる場合があるのです。
ですからまずは一旦冷静に、どういう編成にしたいのか考える必要があります。

じつはそこが凄く難しくて、最初心折れそうになりました。
選択肢が少ないアーミーであれば良いのですが、選択肢の多いアーミーだと、右手に持つ銃を4種類の中から選べなんて言われるのもザラです。
なのでまずはロスターの編成ツールでも使って、じっくり考えてみましょう。

1.編成ツール

紙面で計算しても良いのですが、かなり面倒なので、ツールを使いましょう。
公式ツールとしてはコンバットロスターがあります。
保存機能もあったり、見た目が非常に分かりやすいのですが、弱点があります。
一つはポイントコストの計算が出来ない事。
パワーコストのみの計算になってしまうので、ポイントを使うシナリオでは対応出来ません。
二つ目はフォージの枠が別になっている事です。
初心者にはあまり用はないかもしれませんが、やり込むに連れ不便になって行きます。

なので私はこちらのツールを使用しています。

英語だけど日和っちゃいけない。
基本無料で必要な機能は全て使えます。
ダウンロードはページ中央部のリンクから、各プラットフォームあります。
スマホの場合はアプリストアから。
オススメはスマホとPC両方に入れる事ですが、スマホだけでも問題ありません。

ぶっちゃけちゃうと微妙にグレーなツールなのですが、あるのと無いのじゃ編成のしやすさが天地ほど差があるので、抵抗無ければ使って下さい。
私は使ってますし、課金もしてます。

使い方については流石に割愛しますが、英語がろくに読めない私でもすぐに導入出来ましたし、シンプルなUIなので、頑張って下さい。

2.手持ちのユニットを書きだしてみよう

ツールが準備出来たのなら、まずは自分が今何を持っているのかを把握しましょう。
スタートコレクティングを買った方は裏に入っているミニチュアの一覧があると思います。
BattleScribeを使っている方は、とりあえず勢力を選び、Force Orgの欄をUnbound Armyにしてください。
デタッチメントを無視して編成する場合はこれです。
また、基本的に最小構成人数でリストに入る筈なので、例えば10人分のミニチュアがある場合でも5人とかで出てくる事があります。
大物はデフォルトで良いのですが、トループ(歩兵)などは数が足りない場合がほとんどですので、ユニットを選択して人数を合わせておいて下さい。

ひとまず書き出せたのなら、上に表示されてるポイントを見てみて下さい。
PLがパワー、ptsがポイントです。
これが今貴方が率いてる全軍の総力を数値化した物です、カッコいいね!
用語説明の際に軽く触れましたが、ゲームをする際は相手と相談して総コストを決める事になります。
なので500ポイントしか無い場合、1000ポイント戦は当然出来ないので、増やす際はそこも考えつつ増やすと良いです。

3.オプションを設定しよう。

ここからが重要です。
オプションを設定していきます。
ユニットを選択すると、なんか英語がずらずら出てくるかと思います。
なんちゃらウェポンとか書いてあるのが武器です。
ハァー?サッパリ分かんねぇよ!ってなると思います、私はそうでした。

なのでコデックスなりインデックスなりを用意して該当するユニットを見てみましょう。
ウォーギアオプションの項目に、誰々は何々の武器を何々に交換出来る。とか書いてあると思います。
それが武器を選択する際の選択肢になります。
基本は上の方に誰々は何体の兵からなり、それぞれ何々の武器を装備している。とか書いてあると思いますが、それが基本兵装で、そこから持ち替える形になります。
どれを選んだら良いか分からないし、どれがどれかも判別付きづらいと思いますが、ルールとにらめっこして選びましょう。

射撃武器に関して軽くお話すると、AP(貫通)の数値が高い物が対装甲武器、タイプの所にある数字(アサルト2等)の数字が多い物が対歩兵武器になります。
やってみない事には良いも悪いも分からないと思うのですが、最悪ポイントが高いのを選ぶという脳筋な方法もあります。
どうせやってると買い増ししたくなるので、今は気にせず選択してしまうか、ベテランに意見を聞いてみましょう。

ちなみに私が選んだタウエンパイアの場合ですが、7種の武器と8つのオプションシステムの中から4つ選べ(武器は重複可)、とかあったりしてさっぱり分からなくなったので聞いた所、分からないって言われました。
説明書もこんな感じで武器がいっぱい載ってます。
マグネタイズするという選択肢もあるのですが、どうせ買い増し(略

更に言うと、説明書を読んでておや?と思う場合もあるかもしれません。
このように表紙に2種類のユニットが書いてある場合があります。
これはコンパーチブルキットになっており、どちらかを選択して組み立てる仕様になっています。
差異のある部分のパーツが両方入っており、どっちかをミニチュアに、余りをビッツにするというシステムです。
これの場合はユニットの名称そのものが変わるので、箱に名前書いてない方を選択した場合は、ロスターのユニットも差し替える必要があります。

いっぱい選ぶ事あって面倒くさいし訳分からない、、、となるかと思いますが、最終的にはカッコいいと思ったのを選んで下さい。
例え使わなくなったとしても、飾ったらカッコいいと思える筈なので、、、

他にも色々ありますが、今は見た目に関する部分だけ選択出来れば充分です。
先に選んでおいた方が良いのは、
1.作るミニチュア
2.取り付ける武器やオプション
これだけです。
言ったらこれだけですが、結構時間かかると思いますので、頑張ってみて下さい。



さて、ここまで終了した強者の貴方、お疲れ様です。
書いていて思いましたが、いきなりこれを強いてくるのは結構やっかいですよね。
作るべきミニチュアが決まりましたので、次回はいよいよミニチュアの作成に入ります。

初めてのウォーハンマー40k 2.初心者向け用語集

1.準備編

前回に続きまして、軽く用語を解説しようかと思います。
設定とかまでは掘り下げず、ゲームや組み立てに使う用語をメインに解説したいと思います。
とりあえず一通り覚えておけば、ベテランとコミュニケーションを取るのに便利ですし、あいつ何言ってるんだ、、、ってならなくて済むのは大きいですよね。
それでは軽く解説していきます。
いつにも増して画像少ないけど許してね。

ビッツ
余りパーツの事。
武器や装飾等がいっぱい余る。
能力がついてたりついてなかったりするので、とりあえず取っておこう。

コンバーション
ミニチュアを改造する事。
説明書通りに組むと同じポーズのミニチュアに溢れがちになるので、それを避ける為にポーズを変えたり、
個性を出す為にビッツを使って改造したりする。
場合によってはビッツを使って改造しないと希望する能力に出来ないミニチュアもある。
やり過ぎるとどのユニットか対戦相手が分からなくなるので、程々にね!

シタデルカラー
ミニチュア用塗料の名称。
みんな大好きシタデルカラー、水性アクリル塗料の傑作。
他の国内で流通してる塗料に比べて高い気がするが、筆で塗る分にはそうそう無くならない。
エアブラシで吹く場合には色々小技が必要で、掃除が面倒くさいから筆で塗ろうな。

フルペイントアーミー
ミニチュアが全部ちゃんと塗られている軍団。
ビシっと統一された軍団が並ぶ姿はとてもカッコいい。
初心者はここに憧れていると良い。
積極的に軍拡を推し進めている人には夢のまた夢。
日本人はフルペイントアーミー率が高いって外人が言ってたって聞いた。

合わせ目消し
パーツ同士を合わせた部分に出る分割線を消す行為。
プラモ業界ではわりとみんな履修している行為だけど、ウォーハンマーのミニチュアは金型から抜く時の諸々の都合でえげつない合わせ目が出ている。
公式作例でもよく諦められているので、出来る範囲で消せばいいよ。
むしろ諦めてても誰も気にしないと思うよ。

プライマー
下地剤の事。
普通のプラモデルには使わないが、シタデルはアンダーコートスプレーに最初から配合されている。
金属製のミニチュアとかがある為にそうなっているので、あまり気にしないでおこう。
塗料を剥がれにくくする為の薬剤で、シタデルのアンダーコートスプレーを吹こう物ならもう二度と剥がれない。

フォージワールド
公式ガレージキットを販売しているサイト。
拡張パーツや巨大なユニットなんかがあるが、生産数が少ないので結構良いお値段する。
金額も円表記してくれなく、ポンド(£)表記されている。

ファインキャスト
ウレタン樹脂の事。
一般にはガレージキットなどに使われるレジンキャストと同様の物。
フォージワールド製品や、一部古めのミニチュアで使われる素材。

メタル
ホワイトメタル製品。
金属で出来たミニチュア、とても重い。
初期は素材がこれだけだったそうなので、キャリアの長い人とかは結構現役だったりするのかも。
成形の都合上ポーズ等が限られるので、最近のミニチュアに比べると見劣りしたり、変なポーズしてたりする。

マグネタイズ
ミニチュアに磁石を仕込む事。
武器などの交換を容易にしたり、持ち運び用に分解しやすくする為に使われる。
ミニチュアサイズの物にネオジム磁石を仕込んでも、磁力が足りずプラプラしたりするので、両面に仕込むと良い。
ぶっちゃけ棒と穴でやれるならその方が良い。
無闇矢鱈とマグネタイズするとポロポロ取れてゲームし辛くなるので、必要最低限にとどめよう。



スカッド
小隊の事。
ユニットを編成する際の最小単位。
通常3~10人程度をまとめて1スカッドとして編成して、一纏めにした上でゲームをプレイする。

キャラクター
名前のついてる人の事。
ようするに偉い人なので、一般兵に紛れないように派手な格好してる事が多い。
基本的に単独でスカッドになる。
相手がキャラクターに射撃しようとした場合、手前に他のユニットが居る場合、庇われるから攻撃出来ないルールを持つ。

HQ
ヘッドクォーター、指揮官の事。
ウォーハンマーではユニット種別の一種として扱われる。
ようするに偉い人。

ウォーロード
軍団長の事。
ユニットを編成した場合、HQの中から一人軍団長を選ぶ事になる。
ルールにもよるが、殺されたらだいたいロクな事にならないので守る必要がある。

アーミー
軍団の事。
基本的に編成の際はアーミー毎に決められたユニットの中から選ぶ事になる。

ロスター
編成表。
ユニットのオプションや種類、数などをコストに収まるように編成した表。
ゲームをする際にあらかじめロスターを編成しておき、それに合うようにミニチュアを用意する。
大会とかだと相手とロスターを交換したりするらしいけど、俺は逐一聞いちゃうよ。

テレイン
障害物として利用する建物や地形。
公式から出てるモデルもあるが、なんだったら戦場に置ける障害物なら何でも良い。
あるのと無いのとじゃ格好良さが違うが、かさばるので保存と運搬に困る。

D6
6面ダイス1個の意味。
2個の場合は2D6、3個の場合は3D6。
出た数字をそのまま使う。

D3
6面ダイスの数値の半分を使うという意味。
1,2が出た場合は1として、3,4が出た場合は2として、5,6が出た場合は3として使う。

縦深
縦深移動の略。
敵地などに突然移動出来る能力。
ユニット毎に持っている場合があり、ルールに従ってミニチュアを戦場に配置出来る。
ルールの名前は色々あって(ジャンプパック強襲、マンタストライク等)ややこしいが、基本的に効果は一緒。

ウーンズ
HPの事。
日本語ルールブックでは傷と呼ばれる。
HPは1~20以上と幅広く、これが無くなると死ぬ。
ウーンズの多い巨大メカや巨大生物を使う時はウーンズトラッカー(ダメージを数えるサプライ)やウーンズダイス(10面ダイス)があると便利。

(数字)+
数値以上という意味。
例えば3+なら3以上、6+なら6以上という意味で使われる。
攻撃が当たったか判定したり、超能力が成功するか判定したりと色々使う。

セーブ
防御力の事。
(数字)+で表記される。
間違えやすいが、低い程防御力が高い。(セーブ2+の場合2以上出せば防御成功)

スペシャルセーブ
装甲に頼らない防御力の事。
バリアだったり超自然のパワーだったり凄い盾だったり。
通常のセーブ値は武器の貫通力の影響を受けて減るが、スペシャルセーブは変わらない。
なのでオプションとかで追加出来るならしておいた方が良い。

デタッチメント
編成ルール、分遣隊の意味。
ユニットを編成する際にデタッチメントを満たしているとボーナスが貰えたりする。
遊ぶルールによっては必ずこれに従わなければならない。

コスト
ユニット毎のコスト。
パワーとポイントの2種類あり、遊ぶルールで変わる。
最大値は対戦相手と相談して決める。

シナリオ
ゲームをする際のルール。
陣地、勝利条件、作戦目標等をまとめた物で、カッコいいシナリオがついてる。




以上、ざっくり説明しました。
無理にすぐ全部覚える必要は無いですが、そのうち覚えて下さい。
尚、これは私がゲームしている仙台で話してる用語なので、お住まいの地域によっては違う呼び方をするかもしれません。
基本的に共通だと思うんですけど、遠征した事ないので自信無いです。

次回はロスターの構築で最初にしておいた方が良い部分をピックアップして行きます。
まだミニチュア組み立てないのかよ!って思うかも知れませんが、以外と重要なので飛ばさないようにしてね。

3.ロスター構築 前編
4.組み立て&塗装編
5.ロスター構築 後編
6.ゲームプレイ編

初めてのウォーハンマー40k 1.準備編

実に長らくご無沙汰していました。
ぶっちゃけブログの存在を忘れていたのですが、この度思い出したので、前々から思っていた事を書こうかと思います。

と、言いますのも去年末に友人に誘われてウォーハンマー40kを始めました。
ミニチュアゲームというジャンルで、ミニチュアを作って卓上に並べ、メジャーとサイコロを使って戦争ごっこをする電源不要のゲームです。
身も蓋も無い事言うと、作った模型でブンドドするのにルールを定めたゲームで、作る所から楽しいし、実際楽しんでます。
→こんな感じ。

しかしこの手のゲームですが、海外ではメジャーなのですが、日本ではマイナーなゲームなので、如何せん人口が少ないです。
熱心に友人は増やそうとしてるのですが、色々と難航しています。
特に入り口が分かりづらく、メーカーもあまりフォローしていないので、ここは一丁間口を増やそうかと思った次第です。
最近精力的に活動してるとはいえ、ビギナーの言うことですし、色々ざっくり話しますのでベテランさんは生暖かく見てやって下さい。

1.そもそもウォーハンマーって何?

イギリス生まれのミニチュアゲーム界のビッグタイトルです。
30年を超す歴史があります。
実はビデオゲームも、ジャンルこそ違いますが出ています。
文明が衰退していってる遠未来の戦争を描いたウォーハンマー40,000(40k)と、ファンタジー世界での戦争を描いたウォーハンマーエイジオブシグマー(AoS)の二種類があります。
40kでは青いパワーアーマーに身を包んだ宇宙海兵隊、スペースマリーンが、AoSでは金ピカの全身鎧に戦槌と盾を持ってるストームキャストが有名です。

私はAoSはやってないので(ロボットがいない)、今回は40kについてお話します。

2.勢力を選ぼう

戦争する訳ですから、まずは所属する勢力を選ぶ必要がありますので、まずはそこを軽く説明していきます。

四万年記の宇宙には大別して3つの勢力があります。
強大なる皇帝に仕えし人類帝国軍のインペリアル。
暗黒神を崇拝する裏切りの帝国兵と悪魔からなるケイオス。
互いに敵対している人類外の小勢力を統括してゼノと呼称しています。

その中にも更に多数の区分けがあり、総数は30近くあります。
スターターセットであるスタートコレクティングが出てる勢力で15もあるので、まずどれ買ったらいいのよ!となるに違いありません、私はそうでした。

結論から言うと見た目で選んで下さい。

公式サイト見てこのミニチュアカッコいい!使いたい!と思ったらその勢力を選ぶべきです。
Armiesに書いてあるのが勢力の名前です。
ゲームなので強い勢力弱い勢力は当然ありますが、強いからって見た目がそうでもない奴らに決して安くない金額払うのは後悔を生みます。
全ての勢力には必ず優れた能力や存在があります。
それをどう活かすかの方がよほど重要なので、強さに拘るのは後からでも遅くはありません。
それに接待してもらえるならともかく、ベテランには当然最初は勝てませんので、気にするだけ無駄です。

みんな同じくらい良いから選べない!そんな人には渋々私見ですがオススメの勢力を書いておきます。

スペースマリーン

所謂青い人、ウルトラマリーンとも言う。
後に詳しく説明しますが、インペリアルとケイオスは大勢力なので、それぞれに含まれる区分けを越えて編成出来ます。
なので後々インペリアルのどれかを選んだ場合でも各勢力のカラーに塗り直して使い回せますので無駄になりにくいです。
それに主人公格の勢力だしね。





デスガード

ケイオスの臓物はみ出したマリーンです。
この勢力は最近独立した奴らなので、モデルが新しいのが多いです。
プラスチックキットはウォーハンマーの長い歴史でも比較的最近の物なのですが、それでも10年以上の歴史があります。
そして最近のモデルはやたらカッコ良く、組みやすいです。
蛇足ですが私のホームエリアの仙台では伝説のように語られるデスガードが居ます、あと普通に強いです。






アデプタスカストーデス

インペリアルの皇帝親衛隊で、40kの金ピカマンです。
値段的には数が少なくて高い気がしますが、このゲームは高い奴は強い奴です。
それと編成コストが高いので、少ないミニチュアを塗装するだけでゲーム出来ますので、筆を握った時間だけ寿命が縮むタイプの人にはオススメです。
こいつらも最近独立した勢力なのでミニチュアは新しくてカッコいいです。




ゼノに関してはあまりオススメしません。
と言うのもそれぞれの勢力毎に特色が強いのと、他と共通する所が少なく、人に聞きにくいからです。
インペリアルのどれかをメインにしてる人に、使ってないインペリアルの勢力の事を聞いたらある程度答えてくれますが、ゼノの各勢力はドンピシャそれ使ってる人しか答えにくいです。

それでもゼノがいい人はタウエンパイアを使いましょう。
理由はロボットがいっぱいだからです、以上。

3.買い物をしよう

勢力は決まりましたね?
次は準備物のお話です。

ミニチュア

当然必要ですね。
選んだ勢力でスタートコレクティングが出ているなら迷わず買って下さい。

金額に日和っても迷わず買って下さい。
厳しい話ですがそれくらいは出せないと後々続かないです。
ちょっとづつ買っていけばいいんじゃ?と思うかもしれませんが、そうするとそれだけゲーム出来るのが遅くなります。
追加すべきユニットも良く分からないまま買う事になります。
なので絶対飽きます。
僕はゲームがしたいのでそんなの許しません。

スタートコレクティングが出ていない?済まないが俺が力になれるのはここまでだ。

ダイス


ゲームをプレイするのに必要です。
6面ダイスが20個もあれば大丈夫です。
そんなに要るの?って思うかも知れませんが、一回の射撃で40個ダイスを投げる勢力もあります。
公式の特徴の無いダイスが20個入りなのでそれでも良いですし、普通にサイコロ買っても良いです。
10面ダイスや良く分からないマークばっかり書いたダイスも公式から出ていますが、今は気にしなくていいです。

インチメジャー


これもゲームに必要です。
このゲームの移動はインチ単位ですし、射程距離もインチです。
インチメジャーならなんでもいいんですが様々な理由があって普通のホームセンターには無いのでこれも公式の奴買うと良いです。
が、わりとみんな公式メジャー使ってるので取り違え案件があるようなので、分かるようにシール貼ったり塗ったりすると良いと思います。

模型用工具

ミニチュアはプラモデルで、当然組み立てないと使えないので工具が要ります。
最低限プラモデル用ニッパーと接着剤が必要です。
キットにもよりますが、ガンプラみたいにパチパチ作れる物ではありませんので、接着が必要です。
接着剤はプラモデル用なら割りとなんでも良いです。
ちなみに私はプラモデル用接着剤三種類と瞬間接着剤六種を使い分けてますが、この辺話すと長いので別の投稿に分けます。

塗料


作ったら色を塗りますので、塗料が必要です。
塗ったらカッコいいから塗るっていうのもあるんですが、色分けされたプラモデルではなく、組んだら一色になるもんですから見分けがつきにくいのです。
なので相手や自分の円滑なプレイの為に最低限必要な色を塗ると良いです。
この辺も話すと長いので別の投稿に。

運搬手段


実は結構大事なのです。
相手と直に会ってプレイするゲームなので、自宅に招いてやるのでもなければミニチュアを持ち歩く必要があります。
自動車を使うか公共交通機関を使うかでも変わるのですが、手に鷲掴みして持っていくわんぱく坊や以外はケースを用意した方が良いです。
大きめの100均に行くと多種のケースがあると思うので、ミニチュアが入る物を買うと良いです。
私の場合は小さいミニチュアはライフルケースにまとめて、大きいミニチュアは100均のケースに個別に入れています。


能力本

このゲームのユニットのデータは基本的に別売の本にまとめて書いてあります。
何勢力かまとめたインデックスと、単一の勢力のみ載っているコデックスがあります。
執筆現在、版上げがあって間もなく、コデックスは出ている勢力と出ていない勢力があります。
コデックスが出ている場合、インデックスは必要無いのでコデックスを買って下さい。
出ていない場合はインデックスを買って下さい。
出るまで待つのは何時になるか分からないので止めましょう。

他にルールブックが出ていますが、恐らく貴方の対戦相手が持っていますので特には必要ありません、甘えても良いのよ。
基礎中の基礎が書いてあるコアルールは、公式サイトで配布しているので、これはスマホでダウンロードするなり印刷するなりしてください。

対戦相手、対戦場所


プライスレス、、、
近場にミニチュアショップがある方はそこで聞けば良いですが、無い方はTwitter等で検索しましょう。
地名+ウォーハンマーとかで調べて引っ掛かった人に勇気を出して声かけてみるといいです。
対戦にはそれなりに大きい机とテレイン(障害物)が必要で、テレインはぶっちゃけなんでも良いのですが、机の広さはいかんともし難いので、やはりベテランを捕まえるのが得策です。



とりあえず準備の準備はこれでOKです。
長くなったので区切りまして、次回は簡単に用語を説明しようかと思います。
何故なら用語を使わずに説明するのが面倒だからなのだ。
叩かれるのが怖いからもう1回言うけど初心者向けにスーパーかみ砕いて説明してるから多少アラがあってもさわやかに流してね!

2.初心者向け用語集
3.ロスター構築 前編
4.組み立て&塗装編
5.ロスター構築 後編
6.ゲームプレイ編

2016年12月3日土曜日

キャラグミン 島田愛里寿 その3

どうもこんばんは、僕です。
最近Xファイルをずっと見ながら作業してるんですが、Huluには字幕版しかありません。
なのでながら見をしてるとどうしても内容がイマイチ入ってこないのですが、段々英語聞き取れてるんじゃないかって気になってきましたw
時々言ってる事が分かったり、意訳してる部分の本来の言い回しが分かったりするので、なんか楽しいです。
まぁ、英語力なんて多少読めるのと、気持ち聞き取れる程度なので、上がってるって事は無いと思いますがw

さて、愛里寿ちゃんですね。



先日途中まで済ませたモールド彫り直しを終わらせました。
写真じゃ分からないと思いますが、包帯や鼻等、素材が違いそうな部分を彫っています。
その辺はスミ入れするでしょうしね、他は素材が同じでしょうから、相当甘くなってる所以外はノータッチです。



顔の手入れも済みました。
口を元のモールド位置より少し下で、半分くらいの長さに、そして口角を下げ気味で深めに彫り直しました。
一応ただの線にならないように、ヤスリでアールをつけて唇のようにしたんですけど、多分誰にも気付かれないと思いますw
それと髪にも軸を打ち、やっとこマステ無しで固定出来るようになりました。
しかしこの半端にサフが残ってる状態、なんかヤッターマンみたいだねw



スカートの外側と、腰パーツも軸打った後に接着。
のぞき込むと一部分割部分がやたら目立つので、埋める事に。
顔のサフは落としました。
更に前髪の右手側、分割されてる部分もフェイスに噛んでるダボを切り飛ばして接着。
リボンまで及んでる分割線の頭頂部側を少し埋めて、他の部分にモールドを近づけてます。
あと意味があるかどうか分からないですが、120番のヤスリで髪の流れてる方向にヤスリがけして、髪の毛の感じを狙ってみました。
まぁ、初めてなので効果があるか分かりませんが、塗装前に黒でウォッシングして少し陰影が入れば良いかなと。
髪の毛はまだちょっとやすりがけが甘い所があるので、その辺やり終えればいよいよ塗装です。
クリアサフという手もあるみたいですが、今回はプライマーでやってみようかと思います。

あと先日オクで入手したバーチャロン系のガレキの中に、一つおまけみたいに不明なガレキがあったのでチェックしてみました。
キャラとしてはグレートマイトガインだったのですが、結構古い物のようですし、情報も何も出てきません。
ついでに言うと抜きが酷い、更に湯口が太く、かつ大量にある状態。



私が以前複製した時より凄まじい、、、
蜘蛛の巣のように張り巡らされた湯口、尚且つ先端や角に集中してる為、形状も殺している状態。
個人ディーラーさんのガレキも幾つか触った事ありますけど、その中でも一番凄い状態でした、、、
動輪剣の剣先なんか分裂して2本になってたよ、、、
あと何故か一部パーツ、というか型一つ分パーツが2個入ってました。
もしかして流通品じゃないのかも?

しかし手のかかる子が大好きな私ですから、とりあえず切り出してみました。



意外といけるやん!って感じですね
スタイルとしては足が細長すぎる気がするので、仮組みを終えた段階で詰めるなり太らせるなりする必要があるかもしれませんけど、そこまでの改修をしてやるような気力が多分出ないので、仮組みして終了になるかも、、、
と言いながら洗浄まではしたんですけどね。

とりあえずそんな感じで。
やりたい事が多すぎるので、きっちりプライオリティを定めて行きたい所です。